- 不動産業・一級建築士事務所・工務店・
- 業種
- 不動産業
- 地域
- 南関東地方
- 売上高
- 2億5,000万円~5億円
- 注文住宅等建築業
- 業種
- 建設、土木、工事業
- 地域
- 南関東地方
- 売上高
- 10億円~25億円
不動産賃貸のM&A・事業承継の動向と事例
不動産賃貸業のM&Aは、事業エリアの拡大などを目的として活発に行われています。M&Aによって、譲渡企業は「後継者不足の解消」、譲り受け企業は「管理コスト削減」のメリットを得られます。
不動産賃貸業は、不動産の賃貸、貸家、貸間が該当します。
2021年における不動産賃貸・管理業の市場規模(年間売上高)は、約21兆3,838億円[1]です。
過去5年の推移は下記のとおりで、コロナの影響などで2020年からは減少傾向に転じています。
出典:サービス産業動向調査(e-Stat)を基に弊社作成
※各年の売上高は「年平均×12」で算出
また、2013〜2017年における不動産賃貸業および貸家業・貸間業の市場規模は以下のとおり推移しています。[2]
出典:サービス産業動向調査 拡大調査(e-Stat)を基に弊社作成
不動産賃貸業のみのM&Aの件数は集計がありません。不動産業界全体のM&A件数は発表があり、上場企業M&A動向調査レポート(不動産業界版)によると、2022年3月期のM&A件数は54件[3]でした。
2020年3月期は58件[3]、2021年3月期は69件[3]となっており、3年推移はやや減少傾向になっています。
出典:上場企業M&A動向調査レポート(不動産業界版)(M&A総合研究所)を基に弊社作成
この事業領域では、主に以下の背景でM&Aが活用されています。
譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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M&Aが行われた時期 | 譲渡企業・譲り受け企業の概要 | M&Aの目的・背景 | M&Aの手法・成約 |
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2022年11月 | 譲渡企業:三和住宅 譲り受け企業:穴吹興産 | 優良な不動産を取得し、戦略的アセットマネジメント事業を加速化させる | 手法:株式譲渡 結果:穴吹興産が三和住宅の株式100%を取得 取得価額:5,048百万円[4] |
2022年7月 | 譲渡企業:東観不動産 譲り受け企業:ビーロット | 不動産管理ノウハウの取得、保有する不動産の更なるバリューアップ | 手法:株式譲渡 結果:ビーロットが東観不動産の株式100%を取得 取得価額:2,366百万円[5] |
2022年2月 | 譲渡企業:和泉商事 譲り受け企業:キムラタン | 不動産賃貸事業への新規参入のため | 手法:株式譲渡 結果:キムラタンが和泉商事の株式100%を取得 取得価額:非開示[6] |
[1] サービス産業動向調査(e-Stat)
[2] サービス産業動向調査 拡大調査(e-Stat)
[3] 上場企業M&A動向調査レポート(不動産業界版)(M&A総合研究所)
[4] 三和住宅の子会社化(穴吹興産)
[5] 東観不動産の子会社化(ビーロット)
[6] 和泉商事の子会社化(キムラタン)
不動産賃貸に関連する業界でも成約が生まれています。
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