- 管工事施工管理技士業
- 業種
- 建設、土木、工事業
- 地域
- 中部地方
- 売上高
- 1億円~2億5,000万円
- 建設・工事業
- 業種
- 建設、土木、工事業
- 地域
- 近畿地方
- 売上高
- 10億円~25億円
塗装・リフォームのM&A・事業承継の動向と事例
塗装・リフォームの分野では、職人の確保や後継者不足の解消などを目的としたM&Aが活発です。M&Aにより、譲渡企業は大手企業の傘下入りによる受注の安定化、譲り受け企業は仕入コストの削減などのメリットを期待できます。
以下の業種が含まれます。
内装工事業の市場規模は以下のとおり推移しており、2015年度から2019年度にかけて市場規模はやや拡大傾向です。[1]
出典:建設工事統計調査(e-Stat)を基に弊社作成
住宅リフォーム業の市場規模は以下のとおり推移しており、2017年から2021年にかけて市場規模はやや拡大傾向です。[2]
出典:住宅リフォーム市場に関する調査を実施(2022年)(矢野経済研究所)を基に弊社作成
塗装工事業の市場規模は以下のとおり推移しています。2015年度と比較して、2016年度から2018年度はやや市場規模は縮小傾向でしたが、2019年度は一転して拡大しました。[1]
出典:建設工事統計調査(e-Stat)を基に弊社作成
内装仕上工事業と塗装工事業における上位5つの経営課題は以下のとおりです。[3]
下記2つのグラフが各業種の具体的な割合です。[3]
出典:令和元年度 建設業構造実態調査(国土交通省)を基に弊社作成
※複数回答
建設業界では、以下のとおりM&Aの件数が推移しています。[4][5]
この業界に属する塗装・リフォームの領域においても、M&Aが活発に行われていると考えられます。
出典:「建設業界」M&A取引金額が過去最高に(M&A Online)、M&Aの主役交代!? 「製造業」が「サービス業」にトップの座を譲る(M&A Online)を基に弊社作成
塗装・リフォームの領域では、以下の目的・戦略でM&Aが実施されています。
譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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M&Aが行われた時期 | 譲渡企業・譲り受け企業の概要 | M&Aの目的・背景 | M&Aの手法・成約 |
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2020年7月 | 譲渡企業:アイエムテック 譲り受け企業:OCHIホールディングス | 譲り受け企業:中国地区における事業拡大、グループシナジーの実現 | 手法:株式譲渡 結果:OCHIホールディングスがアイエムテック株式の60%(全議決権)を取得し、同社を子会社化 取得価額:12〜13億円[6] |
2020年10月 | 譲渡企業:MIMA 譲り受け企業:安江工務店 | 譲り受け企業:シナジーの創出、競争力強化、市場シェアの拡大 | 手法:株式譲渡 結果:安江工務店がMIMAの全株式を取得し、同社を子会社化 取得価額:2億4,000万円[7] |
2018年9月(契約締結) | 譲渡企業:SINGAPORE PAINTS & CONTRACTOR PTE. LTD. 譲り受け企業:淺沼組 | 譲り受け企業:海外事業の強化、アセアン地域におけるリニューアル事業の展開 | 手法:株式譲渡 結果:2回に渡って行う株式譲渡により、淺沼組がSINGAPORE PAINTS & CONTRACTOR PTE. LTDを子会社化(予定) 取得価額:5億1,600万円(1回目の価額)[8] |
[1] 建設工事統計調査(e-Stat)
[2] 住宅リフォーム市場に関する調査を実施(2022年)(矢野経済研究所)
[3] 令和元年度 建設業構造実態調査(国土交通省)
[4] 「建設業界」M&A取引金額が過去最高に(M&A Online)
[5] M&Aの主役交代!? 「製造業」が「サービス業」にトップの座を譲る(M&A Online)
[6] アイエムテックの株式取得(OCHIホールディングス)
[7] MIMAの全株式譲受(安江工務店)
[8] 「SINGAPORE PAINTS & CONTRACTOR PTE. LTD.」の株式取得(淺沼組)
塗装・リフォームに関連する業界でも成約が生まれています。
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