- マンツーマンゴルフスクール
- 業種
- 娯楽、レジャー業
- 地域
- 中部地方
- 売上高
- 5,000万円~1億円
- 多角展開 スポーツ・リサイクル等
- 業種
- 廃棄物処理、リサイクル業
- 地域
- 中部地方
- 売上高
- 25億円~50億円
廃棄物処理のM&A・事業承継の動向と事例
廃棄物処理の分野では、経営資源の確保や大手企業への傘下入りを目的としたM&Aが活発です。M&Aにより、譲渡企業は資金力等を活かすことによる事業の成長、譲り受け企業は販路拡大や海外進出による経営リスクの分散などのメリットを期待できます。
廃棄物処理業には、以下の業種が含まれます。
廃棄物処理業の市場規模(各月売上高平均×12ヶ月で算出)は以下のとおりです。[1]
出典:サービス産業動向調査(e-Stat)を基に弊社作成
産業廃棄物内における直接再生利用量、中間処理量、直接再生処分量の推移は以下のとおりです。[2]
出典:産業廃棄物排出・処理状況調査報告書 令和2年度速報値(環境省)を基に弊社作成
上記2種のデータより、廃棄物処理業の市場規模は拡大傾向であると言えます。
廃棄物処理業における主な課題は以下のとおりです。[3]
出典:産業廃棄物処理業の振興方策に関する提言(環境省)を基に弊社作成
また、以下のとおり最低賃金が全体的に低いことも課題です。[3]
出典:産業廃棄物処理業の振興方策に関する提言(環境省)を基に弊社作成
上記課題を受けて、廃棄物処理業者には以下の取り組みが求められます。
廃棄物処理の分野では、以下の目的でM&Aが実施されています。
譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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M&Aが行われた時期 | 譲渡企業・譲り受け企業の概要 | M&Aの目的・背景 | M&Aの手法・成約 |
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2022年7月 | 譲渡企業:コネクション 譲り受け企業:リファインバースグループ | 譲り受け企業:産業廃棄物処理のキャパシティ拡大、連結業績の向上[4] | 手法:株式譲渡 結果:リファインバースグループがコネクションの全株式を取得 取得価額:5億5,000万円[5] |
2021年3月 | 譲渡企業:三久 譲り受け企業:ヤマダホールディングス | 譲り受け企業:環境関連事業の強化 | 手法:株式譲渡 結果:ヤマダホールディングスが三久の全株式を取得 取得価額:非公表[6] |
2022年5月(公表) | 譲渡企業:ウッドリサイクル 譲り受け企業:TOKAI | 譲り受け企業:2021年5月に策定した経営ビジョンの実現 譲渡企業:経営資源の拡充、廃棄材受入体制の強化 | 手法:株式譲渡 結果:TOKAIがウッドリサイクルの株式を取得 取得価額:非公表[7] |
[1] サービス産業動向調査(e-Stat)
[2] 産業廃棄物排出・処理状況調査報告書 令和2年度速報値(環境省)
[3] 産業廃棄物処理業の振興方策に関する提言(環境省)
[4] 株式取得の基本合意(リファインバースグループ)
[5] 株式取得に関する株式譲渡契約締結(リファインバースグループ)
[6] 三久の株式取得(ヤマダホールディングス)
[7] ウッドリサイクルの株式取得(TOKAIホールディングス)
廃棄物処理に関連する業界でも成約が生まれています。
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