- ビジネス消耗品等企画・販売
- 業種
- 日用品
- 地域
- 南関東地方
- 売上高
- 1億円~2億5,000万円
- 印刷事業等
- 業種
- サービス業(法人向け)
- 地域
- 中部地方
- 売上高
- 10億円~25億円
コールセンターのM&A・事業承継の動向と事例
コールセンターのM&Aは、拠点拡大や事業の成長加速などを目的として活発に行われています。M&Aにより、譲渡企業は大手企業の傘下入りに伴う収益の安定化、譲り受け企業はオペレーター確保による収益拡大などのメリットを期待できます。
電話により苦情対応や顧客のサポートを専門的に行う業種です。
なお、電話だけでなくメールやSNSなど様々な手段を通じて顧客対応を行う事業所は「コンタクトセンター」と呼ばれます。
コールセンターの市場規模は以下の通り推移しており、今後は横ばい〜やや縮小傾向になると予測されています。[1]
出典:コールセンターサービス市場/コンタクトセンターソリューション市場の調査を実施(矢野経済研究所)を基に弊社作成
一方で、コンタクトセンターの市場規模は以下のとおり推移しており、こちらは拡大することが予測されています。[1]
出典:同上
コールセンター業を営む企業の一部において、従業員数は以下のとおり推移しています。[2]
出典:コールセンター企業実態調査(一般社団法人 日本コールセンター協会)を基に弊社作成
※CCAJエージェンシー会員が調査対象
コールセンター業には以下の課題があります。
上記課題より、コールセンター業では以下に挙げた取り組みの重要性が高まっています。
出典:コールセンター事業者が提供するAIサービス市場調査を実施(矢野経済研究所)を基に弊社作成
譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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M&Aが行われた時期 | 譲渡企業・譲り受け企業の概要 | M&Aの目的・背景 | M&Aの手法・成約 |
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2017年10月 | 譲渡企業:TMJ 譲り受け企業:セコム | 譲り受け企業:譲渡企業が有する幅広い経験およびノウハウの獲得、付加価値の高いサービスの開発など | 手法:株式譲渡 結果:セコムがTMJの全株式を取得し、同社を子会社化 取得価額:265億5,000万円[4] |
2021年5月 | 譲渡企業:いわきテレワークセンター 譲り受け企業:デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) | 譲り受け企業:コールセンター機能の強化、BPOサービスや調査サービスへの事業展開など | 手法:株式譲渡 結果:DTFAがいわきテレワークセンターの全株式を取得し、同社を子会社化 取得価額:非公表[5] |
2021年4月 | 譲渡企業:インバウンドテック 譲り受け企業:シー・ワイ・サポート | 譲り受け企業:地方拠点としてのBCP対策への寄与、オペレーション人材と拠点の増強 | 手法:株式譲渡 結果:シー・ワイ・サポートがインバウンドテックの全株式を取得し、同社を子会社化 取得価額:9,327万7,000円[6] |
[1] コールセンターサービス市場/コンタクトセンターソリューション市場の調査を実施(矢野経済研究所)
[2] コールセンター企業実態調査(一般社団法人 日本コールセンター協会)
[3] コールセンター事業者が提供するAIサービス市場調査を実施(矢野経済研究所)
[4] TMJの株式取得(セコム)
[5] いわきテレワークセンターの全株式を取得(デロイト トーマツ グループ)
[6] シー・ワイ・サポートの株式取得(インバウンドテック)
コールセンターに関連する業界でも成約が生まれています。
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