- 首都圏エリア 療養型病院
- 業種
- 医療、介護
- 地域
- 南関東地方
- 売上高
- 2億5,000万円~5億円
- 病院向けコンサルティング業
- 業種
- サービス業(法人向け)
- 地域
- 南関東地方
- 売上高
- 10億円~25億円
工業用繊維のM&A・事業承継の動向と事例
工業用繊維のM&Aは事業規模の拡大などを背景に活発です。M&Aによって、譲渡企業は「大企業の傘下に入ることによる経営基盤の安定」、譲り受け企業は「技術力の獲得」などのメリットを得られます。
工業用繊維の製造・販売を実施する事業所が該当します。
なお工業用繊維とは、ベルト、重布類、袋、包装布、結束材、ファスナ、油吸着材、畳資材、ホース類、合皮基布、電気資材、自動車内張、土木用繊維資材などのことです。
2017〜2021年における化学繊維の出荷販売量は以下のとおりです。[1]
出典:統計表一覧(経済産業省生産動態統計)|経済産業省をもとに弊社作成
また、繊維工業の製造品出荷額等及び事業所数の推移は以下の通りです。[2]
出典:工業統計調査 2020年確報(経済産業省) をもとに弊社作成
工業用繊維の課題は以下の通りです。
工業用繊維には今後以下の対応が期待されます。
繊維製品における2020年上半期および2021年上半期のM&A件数は以下のとおり推移しており、買収・売却が活発化しています。[3]
工業用繊維業界単体のデータはないものの、工業用繊維業界のM&Aも活発に行われていると考えられます。
出典:「上場企業M&A動向レポート【2021 上半期版】」(M&A総合研究所)をもとに弊社作成
譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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M&Aが行われた時期 | 譲渡企業・譲り受け企業の概要 | M&Aの目的・背景 | M&Aの手法・成約 |
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2021年9月 | 譲渡企業:フジコー 譲り受け企業:ニッケ | 企業価値の向上 | 手法:株式交換 結果:ニッケがフジコーを完全子会社化[4] |
2020年1月 | 譲渡企業:Alva Sweden AB 譲り受け企業:東レ | 譲り受け企業:エアバグ事業の強化 | 手法:株式譲渡 結果:東レがAlva Sweden ABを完全子会社化[5] |
2019年9月1日 | 譲渡企業:Benet Automotive 譲り受け企業:帝人 | 譲り受け企業:自動車の部品供給の強化 | 手法:株式譲渡 結果:帝人がBenet Automotiveを完全子会社化[6] |
[1]統計表一覧(経済産業省生産動態統計)|経済産業省
[2]工業統計調査 2020年確報(経済産業省)
[3] 「上場企業M&A動向レポート【2021 上半期版】」(M&A総合研究所)
[4]ニッケ(日本毛織)によるフジコーの完全子会社化に関する株式交換契約締結(簡易株式交換)(ニッケ/フジコー)
[5]Alva Sweden ABの株式取得完了について|TORAY
[6]チェコBenet Automotive社の買収について |帝人
工業用繊維に関連する業界でも成約が生まれています。
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