- スマホアプリの企画開発
- 業種
- IT、WEB、通信業
- 地域
- 南関東地方
- 売上高
- 5億円~10億円
- リユース・小売店舗展開等
- 業種
- サービス業(個人向け)
- 地域
- 南関東地方
- 売上高
- 100億円以上
個人向けサービス業のM&A・事業承継の動向と事例
個人向けサービス業では、市場での生き残りや経営資源の取得などを目的としたM&Aが活発です。M&Aにより、譲渡企業は後継者不在の解決、譲り受け企業は営業用資産の取得などのメリットを期待できます。
個人向けサービス業には、以下の業種が含まれます。
3分野に分けて、個人向けサービス業の市場規模をお伝えします。
クリーニング関連市場(クリーニング店、コインランドリー、無店舗・宅配型)の市場規模は、以下のとおり推移しています。[1]
出典:クリーニング関連市場に関する調査を実施(2021年)(矢野経済研究所)をもとに弊社作成
生活支援サービス(家事代行など主要5分野計)の市場規模は、以下のとおり推移しています。[2]
出典:住まいと生活支援サービスに関する調査を実施(2022年)(矢野経済研究所)をもとに弊社作成
ビデオソフト(DVDおよびBD)に関するレンタルの市場規模は、以下のとおり推移しています。[3]
出典:映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査2021(日本映像ソフト協会)をもとに弊社作成
一方で、個人向け自動車賃貸業(レンタル売上高)の市場規模は、以下のとおり推移しています。[4]
出典:特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)をもとに弊社作成
個人向けサービス業の課題は以下のとおりです。
上記の課題を受けて、個人向けサービス業では以下の取り組みに対する重要性が高まっています。
出典:【シェアリングエコノミー市場調査 2022年版】(シェアリングエコノミー協会)をもとに弊社作成
個人向けサービス業単体のデータはありませんが、サービス業界全体の市場規模は以下のとおり増加傾向です。[6]
全体の傾向より、個人向けサービス業でもM&Aが活発に行われていると考えられます。
出典:M&Aの主役交代!? 「製造業」が「サービス業」にトップの座を譲る(M&A Online)をもとに弊社作成
個人向けサービス業では、以下の目的・背景でM&Aが実施されています。
譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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譲渡企業 |
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譲り受け企業 |
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M&Aが行われた時期 | 譲渡企業・譲り受け企業の概要 | M&Aの目的・背景 | M&Aの手法・成約 |
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2019年10月 | 譲渡企業:清洗舎 譲り受け企業:きょくとう | 譲り受け企業:関東地区における営業基盤の強化 | 手法:事業譲渡 結果:きょくとうが清洗舎のクリーニング取次所4店舗を取得 取得価額:非公表[7] |
2018年8月 | 譲渡企業:ミニメイド・サービス 譲り受け企業:フルキャストホールディングス | 譲り受け企業:自社事業(人材サービス)とのシナジー創出、家事代行事業への進出 | 手法:株式譲渡 結果:フルキャストホールディングスがミニメイド・サービスの全株式を取得 取得価額:非公表[8] |
2019年8月 | 譲渡企業:ルフト・トラベルレンタカー 譲り受け企業:トライアンフコーポレーション | 譲り受け企業:M&Aによる成長加速 譲渡企業:経営者の世代交代 | 手法:株式譲渡 結果:トライアンフコーポレーションがルフト・トラベルレンタカーの全株式を取得 取得価額:8億円[9] |
[1] クリーニング関連市場に関する調査を実施(2021年)(矢野経済研究所)
[2] 住まいと生活支援サービスに関する調査を実施(2022年)(矢野経済研究所)
[3] 映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査2021(日本映像ソフト協会)
[4] 特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)
[5] 【シェアリングエコノミー市場調査 2022年版】(シェアリングエコノミー協会)
[6] M&Aの主役交代!? 「製造業」が「サービス業」にトップの座を譲る(M&A Online)
[7] 清洗舎からの事業の一部譲り受け(きょくとう)
[8] ミニメイド・サービスの株式取得(フルキャストホールディングス)
[9] ルフト・トラベルレンタカーの完全子会社化(トライアンフコーポレーション)
個人向けサービス業に関連する業界でも成約が生まれています。
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