お知らせ:「ビズリーチ・サクシード」は「M&Aサクシード」にサービス名を変更しました

    幹線輸送のロジスティクス・プロバイダーのフジグループは、「お客様より従業員を大切にする」という経営方針のもと、従業員の労働条件向上を最優先にしながら事業を拡大し、輸送にかかわるあらゆる業務を内製化し、業務効率化・コスト削減を推進してきました。物流企業様と「2024年問題」を共に乗り越え、業界最先端の「ネットワークのインフラ企業」を目指すべく、全国の物流企業様(運送会社、整備工場、ガソリンスタンド)を公募します。

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    フジトランスポート株式会社

    1978年創業。青森から鹿児島まで全国67拠点のネットワークを展開する長距離運送事業会社。グループでは輸送のほか車両整備工場、システム開発、トラック販売、保険取り扱いなどを有し、グループ全体で118拠点、従業員数は2,900人超(2022年12月時点)。積極的に投資を行い、直近約3年間で42拠点増加(うちM&Aは10社 2023年1月時点)。経営理念は、「日本経済を支える物流企業であり続ける」「安全を最優先に業界の模範となる企業であり続ける」「従業員や地域社会と共に成長を続ける」。

    承継公募企業の思い

    フジトランスポート株式会社 代表取締役 松岡 弘晃
    松岡 弘晃(まつおか ひろあき)
    代表取締役

    1990年、奈良三菱ふそう自動車株式会社に入社し、営業・トラック整備を経験。1997年、フジトランスポート株式会社(旧・富士運輸株式会社)に入社し、専務取締役に就任。2001年、同社の代表取締役に就任し、31歳のときに父親から同社を継承。

    物流業界最先端の「ネットワークのインフラ企業」を目指すフジグループ

    当社は「お客様より従業員を大切にする」方針のもと、グループの全国ネットワークを活かした輸送事業を展開してきました。多様な輸送ニーズに対応するため、これまで築いてきた安全で高品質な輸送にさらに磨きを掛け、物流業界最先端のネットワークインフラ企業を目指しています。「2024年問題」を見据え、早期の段階からさまざまな取り組みを強化し、成長を続けてきました(グループ全体の売上高:2010年6月期73億円→2022年6月期485億円)。

    「2024年問題」をはじめ、燃料費高騰、ドライバー不足、採用難、コロナ禍の影響など、逆風にさらされる物流業界。私たちが、このたび「M&Aサクシード」で公募を行うのは、さまざまな問題に悩む物流企業様と手を取り合うことで、お互いにとってプラスの関係を築けるのではないかと考えているためです。そして、皆様と一緒に日本産業を支えるインフラである物流業界をよりよくしていきたいです。

    ここで、当グループが生産性向上のために大切にしている4つの取り組みをご紹介します。当グループに、ご興味をお持ちいただければ幸いです。

    1)輸送ターゲットを5つのセグメントに注力

    大型トラックによる長距離輸送を軸に5つの輸送セグメント(路線幹線輸送、郵便輸送、航空貨物輸送、冷凍空調医薬品輸送、日用雑貨・建材輸送)に特化した事業を展開。

    2)スーパーマルチトラック(10mボディー)の開発

    荷室全長10mの大型トラックを開発し、貨物の積載効率を向上させることで、他社との差別化を図ります。

    3)ITシステムの自社開発(請求、給与計算、車両管理)

    自社開発のシステムを利用し、運行管理・車両・人事・事故など業務の一元管理を行うことで、生産性向上を図ります。

    4)全国への拠点拡大(インタンク、自社整備体制の構築)

    軽油の自家用給油設備を全国41カ所に設置。自社整備拠点はグループ全体で全国で18カ所で100名を超える整備士が車検や点検整備を行う。内製化により大幅なコスト削減を実現しています。

    このほか、労務リスク軽減のための対策として、時間管理の徹底および採用強化(2023年度にドライバーを500人以上採用予定)を進めています。2024年4月施行の働き方改革関連法案に備える予定です。その際に、1日あたりの手当を増額し、給与のベースを維持します。

    今後も、これらの取り組みをさらに強化し、日本経済を支える物流企業としてチャレンジしてまいります。

    フジトランスポート株式会社 写真1

    仲間入りする運送会社と整備工場が増え、さらなる生産性向上を実現

    2020年、当グループもコロナ禍の影響を受けましたが、全国の輸送ニーズはなくならないと考え、コロナ禍においても積極的に投資を実施してきました。その結果、直近約3年間で42拠点増加(うちM&Aは10社 2023年1月時点)しました。拠点数の増加により、全国にネットワークを構築。スケールメリットの享受で、さらに生産性を向上できます。また、整備工場も次々とグループ入りしています。当グループに仲間入りしてくださった譲渡企業様にも、法律を順守し、従業員ファーストを掲げる当グループの方針に共感していただき、うれしく思います。

    ここで、「M&Aサクシード」を通じて出会い、グループ入りしてくださった運送会社と整備工場の2例をご紹介します。


    <事例1> 九州トランスポート ~グループ入り1年後に従業員の給与をアップ~

    九州トランスポートは、一連の効率化が進んだことで、グループ入り1年後には従業員の給与をアップできました。そして、乗務員のワーク・ライフ・バランスも安定してきました。

    九州トランスポート株式会社 代表取締役 吉村 卓司

    社名:九州トランスポート株式会社(旧・有限会社日向商運)
    本社所在地:宮崎県
    事業概要:原乳、タイヤ、肥料、雑貨、医薬品などの地場・中長距離配送
    M&A時の従業員数:37人
    譲渡理由:後継者不在(コロナ禍による減収や2024年問題も)
    譲渡方法:株式譲渡
    グループ入り時期:2021年7月

    【フジグループ加入のメリット】

    • ・コロナ禍の影響で減収だったが、長距離の大手のお客様との取引ができるようになり、グループ入り1年後にはコロナ禍前の売上高に回復。
    • ・宮崎県から首都圏へ運行する場合、復路を従来比10~15%増の運賃で受託することが可能に。
    • ・GPS機能を活用し、空車率を低減。
    • ・首都圏での給油を外部のガソリンスタンド給油からグループのインタンク給油に変更したことでコスト削減(1リットルあたり約10円)。
    • ・外部に委託していた車両修繕を内製化し、年間数百万円の経費削減を実現。
    • ・ITシステム(運行・車両管理、請求、給与計算、人事管理を一元管理)を導入し、生産性向上。
    • ・フジグループから大型長距離ドライバー、本社勤務、熊本支店長を経た40代が代表に就任し、後継者不在問題を解決。
    >> 詳細はこちら >> 譲渡オーナー様へのインタビューはこちら

    <事例2> 関東トラック整備 ~グループ会社の内製事業に特化して生産性アップ~

    関東トラック整備は、さまざまな生産性向上の取り組みを行い、グループ入り1年半で、売上高が1.4倍になりました。

    フジトランスポート株式会社 取締役/車輌整備部 部長 兼 関東トラック整備株式会社 代表取締役社長 髙奥 一秀

    社名:関東トラック整備株式会社(旧・株式会社FLP)
    本社所在地:埼玉県
    事業概要:トラック整備工場、中古車販売事業を展開
    M&A時の従業員数:9人
    譲渡理由:後継者不在
    譲渡方法:株式譲渡
    グループ入り時期:2021年2月

    【フジグループ加入のメリット】

    • ・設備投資により、従業員が働きやすい環境づくりを実現(認証工場から指定工場へ切り替え予定、専用の整備工具導入、グループ全体で利用している国内最高級エンジンオイルへの変更により、オイル交換の回数と故障の減少など)
    • ・従来は紙ベースだった業務のやりとりをデータで一元管理し、生産性向上。さらに、グループの整備会社・部門で業務全体を一元管理できるシステムを構築中。
    • ・スマートフォンの動画やコメントを使ったコミュニケーションツール導入により、全国のグループ整備士100人超と整備技術に関する情報共有がリアルタイムで可能に。従業員の技術力向上へ。
    • ・規模拡大のため、トラックボディーの整備業務を行う第2工場を建設予定。
    • ・従来は大手運輸会社が所有する小型車の整備がメインだったが、フジグループの大型トラックを主体とした整備事業へと転換。生産性向上に加え、従業員のモチベーションを引き出す結果に(地域貢献を重視しているため、近隣のお客様とのお付き合いは継続)。
    • ・採用活動を強化(整備経験者1人を採用。今春、新卒1人が加わる予定)。
    >> 詳細はこちら >> 譲渡オーナー様へのインタビューはこちら
    フジトランスポート株式会社 写真2

    共に「2024年問題」を乗り越え、日本を支える物流業界を一緒に牽引していきましょう

    物流企業様(1)運送会社、2)整備工場、3)ガソリンスタンド)を募集しています。

    1)【全国エリア不問(沖縄県以外)】大型トラックを保有する運送会社様を募集しています

    当グループは全国ネットワークをさらに拡大すべく、全国で大型トラックを保有する運送会社様を募集しています。

    「2024年問題」を一言でいえば、「ドライバーの勤務時間が短くなる」ということです。総労働時間が減るため、「運ぶ」ことに対して効率化などの工夫が必要になります。クリアするためには、さまざまな企業との連携が必要です。輸送にかかわるあらゆる業務を内製化してきた当グループに仲間入りしていただければ、運送会社様の大きなメリットになると確信しています。

    2024年は通過点にすぎません。最終的な目標はお客様にご満足いただけるサービスの提供だからです。お客様に選ばれ続けるために高品質な輸送を常に心がける、それが私たちの永遠のビジョンです。

    大型トラックによる長距離輸送の領域では、フジグループは国内トップグループを走っています。だからといって手を休めるつもりはありません。私たちには、まだまだ成長するチャンスがあります。そして、上を目指す志があります。日本を支える物流業界を一緒に引っ張っていく、変えていく、大きくなっていく。よりよい環境、会社にしていく。志を同じくする経営者様と出会えることを願っています。


    2)【全国エリア不問(沖縄県以外)】トラックの整備工場様を募集しています

    自動車業界は電気自動車への過渡期を迎えています。今後、トラックも、水素エンジン車や電気自動車の普及が見込まれます。しかし、整備工場への投資は高額で、10~20年後の変化を見据えて投資するのは大変な経営決断です。また、少子化で若手整備士の採用はますます難しくなってきています。

    当グループでは、全国各地の18整備拠点で100人の整備士がグループのトラックを整備しており、以下の取り組みを進めています。ぜひ、ご興味をお持ちいただければ幸いです。

    ① 積極的に設備投資
    整備工場には安全性と確実性が求められるなか、当グループでは、事故のない安全でよりよい環境づくりのために、積極的に設備投資し、整備器具や新しい機械などをそろえています。2022年夏には、本社近くに最新設備を導入した整備工場を新設しました。
    ② 整備しやすい新型トラックを積極的に導入
    当グループは、新型のトラックを多く保有しています。新型トラックは進化したさまざまな機能を備えており、旧型よりも整備がしやすいです。
    ③ 国内最高級エンジンオイルを使用し、整備工数を軽減
    当グループでは、国内最高級エンジンオイルを使用しています。これにより、オイル交換の頻度が減り、故障も減るため、整備工数の軽減につながります(国内最高級エンジンオイルの利用による脱炭素への貢献が認められ、2022年12月にはシェル ルブリカンツ ジャパン株式会社様から環境貢献の証明書をいただきました)。
    ④ 業務管理のIT化による生産性向上
    グループの整備部門全体で業務を一元管理できるシステムを構築中です。IT化により生産性の向上を目指します。

    全国の拠点増加にともない、グループの車両も年々増加しています。そこで、4~5人体制の整備工場を補完し、全国で内製化を拡大していきたいと考えています。当グループは、従業員に喜んで笑顔で活躍してもらえる会社づくりを心がけています。ぜひ、同じ想いをお持ちの経営者様にお会いできることを願っています。


    3)【全国(沖縄県以外)】大型トラックが入るガソリンスタンド

    全国にネットワークを拡大するにあたり、大型トラックが入るガソリンスタンドも募集しています。

    経営の選択肢の一つとして、フジグループに仲間入りすることに少しでも興味を持っていただけたら、うれしいです。全国の経営者様からのご応募をぜひお待ちしています。

    フジトランスポート株式会社 写真3

    募集領域

    募集領域 イメージ画像1

    大型トラックを保有する運送会社、トラック整備工場、大型トラックが入るガソリンスタンドを募集

    • 全国(沖縄県を除く)
    • 運送会社、整備工場、ガソリンスタンド

    大型トラック(積載重量10トン以上)を保有する中長距離の運送会社、トラックの整備工場、大型トラックが入るガソリンスタンドを募集します。「2024年問題を解決したい」「人手不足」「後継者がいない」などさまざまな課題をお持ちの企業様からのご連絡をお待ちしております。

    公募の流れ

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