事業承継・M&Aプラットフォーム M&Aサクシード

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ビズリーチ・サクシードと愛知県信用保証協会が、事業承継に関する業務提携締結 ~M&Aマッチングを促進~

2021年12月16日
プレスリリース

事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」(https://ma-succeed.jp/)を運営するVisionalグループの株式会社M&Aサクシード(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:金 蓮実)と、愛知県信用保証協会(所在地:愛知県名古屋市/理事長:石原 君雄)は、2021年12月16日に愛知県における中小企業の事業承継支援に関する業務提携を締結したことをお知らせします。両者は連携し、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」を愛知県信用保証協会の保証利用先等に紹介し、愛知県内の中小企業・小規模事業者(以下「県内事業者」)による同サービスへの登録を促進します。本提携を通じて、譲渡を希望する県内事業者に事業承継の選択肢を提供し、全国の譲り受け企業とのM&Aのマッチングを促進することで、後継者不在による廃業を阻止し、地域産業の活性化を目指します。なお、愛知県信用保証協会が、M&Aプラットフォームと業務提携するのは初めてです。(✳︎)「ビズリーチ・サクシード」は「M&Aサクシード」にサービス名を変更しました(2022年6月7日追記)

 

 
■株式会社M&Aサクシード、愛知県信用保証協会の業務提携について

1.締結日
2021年12月16日

2.本業務提携の目的
事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」を運営する株式会社M&Aサクシードと愛知県信用保証協会が、本提携を通じて、県内事業者の事業承継問題を解決し、地域産業の活性化を目指します。

3.本業務提携の内容
・譲渡を希望する県内事業者に対する、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」(https://ma-succeed.jp/)の周知と利用提案
・本業務提携に関する対外的な広報活動

■連携の経緯について

愛知県は、「ものづくり王国・あいち」と言われるように、製造品出荷額等が全国1位であり、自動車産業をはじめとした製造業の割合が非常に高い地域です。コロナ禍において、県内事業者の経営環境が大きく変化しており、経営支援の必要性が一段と高まっています。

事業承継を取り巻く環境は大きく変化しており、愛知県信用保証協会利用企業者約80,000者のうち2割弱にあたる約15,000者については、経営者の年齢が60歳以上であるなど一刻も早い事業承継への取り組み、支援が求められています。そこで、愛知県信用保証協会におきましては、令和元年10月にワンストップ相談窓口となる「事業承継サポートデスク」を設置するとともに、事業承継に際しての様々な資金ニーズに対応するため、各種保証制度を取り揃え、金融支援を実施しています。

また、令和3年度に入り、愛知県信用保証協会利用先に対して事業承継に関するアンケートを実施したところ、想定を上回る回答があるなど、県内事業者における事業承継の意識は非常に高いという結果となりました。特に、コロナ禍における厳しい事業環境から譲渡による承継を早急に進めたいという意向を踏まえ、スピード感が求められるM&Aに関する支援を充実させるため、「ビズリーチ・サクシード」を運営するVisionalグループの株式会社M&Aサクシードと連携するに至ったものです。

(事業承継に関するアンケート概要)
・愛知県信用保証協会に対して事業承継支援を求める顧客にアプローチすることを目的とし、経営者の年齢が60歳以上の先約15,000者を対象に、順次アンケートを実施

 第一弾 アンケート送付先1,479者 658件の回答(回答率44.5%) 支援要請26先(1.8%)

 第二弾 アンケート送付先1,232者 378件の回答(回答率30.7%) 支援要請24先(1.9%)

■「ビズリーチ・サクシード」の利用促進を通じて、愛知県内の中小企業の事業承継支援を強化

愛知県信用保証協会では、事業承継の支援を強化するために、事業承継に関するワンストップ相談窓口として「事業承継サポートデスク」を設置する等、事業承継の促進のための体制を整備に取り組んでいます。県内事業者に対して「ビズリーチ・サクシード」の利用を促進することで、事業承継支援をさらに強化します。

事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」は、事業を譲りたい経営者が匿名で譲渡案件を登録でき、登録から成約までの費用は無料です。このように、経営者の方々が事業承継を検討するうえでの心理的なハードルと費用面のハードルを解消することで、県内事業者の事業承継ニーズの顕在化、マッチングの促進を目指します。同サービスに登録すると、全国8,200社以上(累計、2021年12月時点)の譲り受け企業とのマッチングが可能となり、経営者は早期から事業承継を検討することが可能になります。

■譲渡オーナーを支援する「ビズリーチ・サクシード コンシェルジュサービス」も提供

本提携において、M&Aサクシードは、「ビズリーチ・サクシード コンシェルジュサービス」も提供します。「ビズリーチ・サクシード コンシェルジュサービス」は、ビズリーチ・サクシード運営事務局のスタッフが、ご自身でシステムを活用してお相手探しをすることが困難な譲渡オーナーに代わってビズリーチ・サクシードに情報を登録しお相手探しを行い、候補企業様との引き合わせや、譲り受け企業1社との独占交渉の開始までをサポートするサービスです。これにより、譲渡企業は迅速に第三者承継の検討を進めることができます。

愛知県信用保証協会 経営支援部 部長 日下部 哲 様 コメント
譲り受け企業とのマッチングをサポートし、事業承継支援を強化

事業承継問題については、自動車産業を中心としたサプライヤーが集積する愛知県でも例外でなく、愛知県信用保証協会では、令和元年10月に事業承継に関するワンストップ相談窓口として「事業承継サポートデスク」を設置する等、事業承継の促進のための体制を整備しております。

その一環として、令和3年度から、事業承継に関するアンケートを実施しておりますが、想定を上回る回答があるなど、県下事業者の事業承継に対する関心の高さがうかがえる結果となっております。また、愛知県信用保証協会に対して事業承継支援の要請があった先の約半数が、M&Aによる事業譲渡を希望しており、譲り受け企業とのマッチングをサポートするための体制を強化していくことが重要であると考えました。 こうした状況を踏まえ、このたび、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」の活用を念頭に、株式会社M&Aサクシード様と業務提携を締結しました。本協会の事業承継サポートデスクと日本最大級の事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」が連携していくことで、1件でも多くのマッチング、事業承継に繋げていけるよう努めてまいります。

株式会社M&Aサクシード ビズリーチ・サクシード事業部長 前田 洋平 コメント

審査を通過した法人企業のみが利用できる出会いの場を提供

現在の不確実性の高い経済環境において事業を成長させ続けるためには、経営のパートナーと出会えるM&Aを一つの選択肢とすることが必要と考えます。そのために、M&Aプラットフォーム事業者には、譲渡希望企業が安心して利用できる環境の整備と、質の高い出会いの場の提供が求められます。「ビズリーチ・サクシード」は、審査を通過した法人企業のみが利用できる会員制であることにこだわってきました。現在は、譲り受け企業としての利用者さまの約7割が経営に携わる方で、自ら積極的に活用されています。また、経営者同士が直接やりとりするケースが多いため、判断のスピードが速く、過去の成約の69%が半年未満で成約(注1)しています。コロナ禍の影響下においてさまざまな大きな変化があるなか、スピーディーに対応すべく、「M&A経営」(M&Aを経営に取り入れること)を実践する譲り受け企業が増加しており、コロナ禍以降、M&A成約件数は前年比で46%増加(注2)しています。このたび愛知県信用保証協会様との取り組みを通して、M&Aにおける質の高いマッチングに貢献することで、事業承継M&Aが経営戦略における選択肢として普及するよう努めてまいります。

(注1)2018年6月から2021年3月までに「ビズリーチ・サクシード」を通じて成約したM&A全件の内訳 
https://ma-succeed.jp/content/news/pr/post-4105
(注2)2020年4月~2021年3月と2019年4月~2020年3月を比較
https://ma-succeed.jp/content/news/pr/post-4675

■愛知県信用保証協会について

愛知県信用保証協会は、終戦直後の経済混乱による中小企業の苦境を緩和するための方策として、政府の指導のもとに、愛知県、愛知県内の金融機関、愛知県内に事務所または営業所を有する商工業者もしくはこれら業者をもって組織する組合または団体等の協力を得て、1948年(昭和23年)9月に発足しました。

信用保証協会法に基づいて設立された公的機関として、県内事業者のみなさまが、金融機関から事業に必要な資金の融資を受けるとき、その保証人となり、借入れをスムーズにする役割を担い、県内事業者のうちおよそ4割となる約80,000者が愛知県信用保証協会を利用しています。

最近では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業・小規模事業者のセーフティネット機能を果たすべく尽力しています。また、様々な保証制度を活用した金融支援の他、創業支援・経営支援・再生支援等にも取り組んでいます。経営者の高齢化や後継者不足などにより、やむを得ず休廃業を選択する場合もあり、円滑な事業承継のための支援にも力を入れています。

中小企業・小規模事業者のニーズにきめ細かく対応し、地域経済の活性化や地方創生に貢献できるよう、中小企業施策の一翼を担う公的機関としての使命を果たすべく邁進してまいります。URL:https://www.cgc-aichi.or.jp/

■事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」について

「ビズリーチ・サクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ事業承継M&Aプラットフォームです。譲渡企業は、「ビズリーチ・サクシード」に、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できます。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M&Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がります。

譲渡企業は、登録から案件成約時まで、本プラットフォームの利用料は完全無料です。そのため、コストを気にせず、企業や事業の譲渡を安心して検討できます。また、譲渡企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関等も、同様に本プラットフォームを無料で利用できます。

譲り受け企業は興味をもった譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。2017年11月下旬にサービスを開始し、全国の譲渡案件が累計10,400件以上(公開中4,000件以上)登録され、累計譲り受け企業は8,200社以上です(2021年12月1日時点)。事業承継M&Aプラットフォームにおいて日本最大級の譲渡案件数となっています。URL:https://ma-succeed.jp/

■株式会社M&Aサクシードについて

「価値ある事業を未来につなげる」をミッションとし、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」を運営。同サービスは、2017年11月に株式会社ビズリーチの新規事業としてサービスを開始。2020年2月、グループ経営体制移行にともない新設した株式会社M&Aサクシードが2021年10月まで運営。組織再編にともない、2021年11月より、株式会社M&Aサクシードとして、ミッションの実現を目指す。URL:https://www.visional.inc/ja/ma-succeed.html

■Visionalについて

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流DX、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。URL:https://visional.inc