静岡県内の譲り受け希望企業438社が登録し、急増(連携開始から半年):「オール静岡」で静岡県内の事業承継を支援~静岡商工会議所(静岡県事業承継・引継ぎ支援センター)とビズリーチ・サクシードが連携してM&Aマッチングを促進~
Visionalグループのビジョナル・インキュベーション株式会社(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:村田 聡)が運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」(https://ma-succeed.jp/)と、静岡商工会議所が同会議所内に設置した静岡県事業承継・引継ぎ支援センター(所在地:静岡県静岡市/統括責任者:清水 至亮)は、静岡県内で深刻化する中小企業の事業承継問題を解決するため、2021年2月25日に静岡県の立ち会いのもと、事業承継分野における連携協定書を締結し、本協定をもとに、静岡県に本店を置く14金融機関と連携しています。連携開始から半年経過した利用状況(2021年8月時点)についてお知らせいたします。(✳︎)「ビズリーチ・サクシード」は「M&Aサクシード」にサービス名を変更しました(2022年6月7日追記)
静岡県内に本社を有する「ビズリーチ・サクシード」利用中の譲り受け(譲り受け希望)企業数は438社(2021年8月時点)で、全国の全譲り受け企業7,700社(累計)のうち約6%を占めます。連携開始前(2021年2月中旬時点)の静岡県の譲り受け企業数が130社(全体の約2%)だったのと比較すると、半年で3.4倍に急増しています。
■静岡県に本社を有する「ビズリーチ・サクシード」利用中の譲り受け企業数・譲渡案件数
・譲り受け企業(譲り受け希望):438社
・譲渡案件数:55案件
■静岡県に本社を有する「ビズリーチ・サクシード」利用中の譲り受け企業の内訳
・M&A経験がある企業:23%
・年商:5億円以上が約6割
・業種上位5業種:「製造」「建設」「卸売り/小売り」「その他サービス」「運輸/郵便」
・譲り受け企業が譲り受けたい希望業種 上位5業種:「製造」「卸売り/小売り」「建設」「その他サービス」「情報通信」
■連携概要
ビジョナル・インキュベーション株式会社が運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」と静岡商工会議所が同会議所内に設置した静岡県事業承継・引継ぎ支援センターが事業承継分野における連携協定書を締結。本協定をもとに、静岡県に本店を置く14金融機関(静岡銀行、静岡中央銀行、清水銀行、スルガ銀行、遠州信用金庫、しずおか焼津信用金庫、島田掛川信用金庫、静清信用金庫、沼津信用金庫、浜松いわた信用金庫、富士信用金庫、富士宮信用金庫、三島信用金庫、静岡県信用農業協同組合連合会)とビジョナル・インキュベーションは連携し、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」を金融機関の取引先等に紹介し、静岡県内企業による同サービスへの登録を促進します。本協定および本提携を通じて、企業に事業承継の選択肢を提供することで、後継者不在による廃業を阻止し、地域の活性化を目指します。
連携詳細:https://ma-succeed.jp/content/news/pr/post-3168
■静岡県に本社を有する「ビズリーチ・サクシード」利用中の譲り受け企業の内訳
静岡県に本社を有する譲り受け企業の業種
静岡県に本社を有する 譲り受け企業が譲り受けたい希望業種
■静岡県内企業同士の優先マッチングの仕組みを構築
静岡県内企業同士を優先してマッチングするために、静岡県事業承継・引継ぎ支援センター経由で「ビズリーチ・サクシード」に登録した譲渡希望企業に関する情報を、静岡県内の譲り受け候補企業のみが「ビズリーチ・サクシード」内で閲覧できる仕組みを構築します。
【マッチングの手順】
1)金融機関による取引先への「ビズリーチ・サクシード」登録促進
静岡県内金融機関が、取引先である譲り受け候補企業に「ビズリーチ・サクシード」への登録を促進。
2)その他の譲り受け候補企業への「ビズリーチ・サクシード」登録促進
静岡県事業承継・引継ぎ支援センターに相談があった譲り受け候補企業に対しても、「ビズリーチ・サクシード」への登録を促進。
3)譲渡希望企業の情報を「ビズリーチ・サクシード」へ代理登録、登録案内
静岡県事業承継・引継ぎ支援センターが、静岡県内の中小企業支援機関等から紹介された譲渡希望企業の情報を「ビズリーチ・サクシード」へ代理登録。必要に応じて、登録案内。
4)マッチングの実施
静岡県事業承継・引継ぎ支援センター経由で「ビズリーチ・サクシード」に登録した譲渡希望企業のうち、静岡県内企業への譲渡を優先的に希望する企業については、登録後6カ月間、静岡県内企業に対してのみ、ノンネーム情報を開示し、静岡県内企業同士のマッチングを試みる。静岡県内企業優先での開示が6カ月間経過した場合、企業の意向を確認したうえで、譲渡希望企業のノンネーム情報を「ビズリーチ・サクシード」に登録する全国の譲り受け企業(累計7,700社以上)に公開し、マッチングの可能性と選択肢を最大化する(情報公開時期は前倒しにすることも可能)。
■連携図
ビジョナル・インキュベーション株式会社
ビズリーチ・サクシード事業部 事業部長 前田 洋平 コメント
現在の不確実性の高い経済環境において事業を成長させ続けるためには、経営のパートナーと出会えるM&Aを一つの選択肢とすることが必要と考えます。そのために、M&Aプラットフォーム事業者には、譲渡希望企業が安心して利用できる環境の整備と、質の高い出会いの場の提供が求められます。「ビズリーチ・サクシード」は、審査を通過した法人企業のみが利用できる会員制であることにこだわってきました。現在は、譲り受け企業としての利用者さまの約7割が経営に携わる方で、自ら積極的に活用されています。このたび「オール静岡」の皆さまとの取り組みを通して、M&Aにおける質の高いマッチングに貢献することで、事業承継M&Aが経営戦略における選択肢として普及するよう努めてまいります。
■事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」について
「ビズリーチ・サクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ事業承継M&Aプラットフォームです。譲渡企業は、「ビズリーチ・サクシード」に、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できます。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M&Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がります。
譲渡企業は、登録から案件成約時まで、本プラットフォームの利用料は完全無料です。そのため、コストを気にせず、企業や事業の譲渡を安心して検討できます。また、譲渡企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関等も、同様に本プラットフォームを無料で利用できます。
譲り受け企業は興味をもった譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。2017年11月下旬にサービスを開始し、全国の譲渡案件が累計9,200件以上(公開中3,600件以上)登録され、累計譲り受け企業は7,700社以上です(2021年8月1日時点)。事業承継M&Aプラットフォームにおいて日本最大級の譲渡案件数となっています。URL:https://ma-succeed.jp/
■ビジョナル・インキュベーション株式会社について
「新しい可能性を、次々と。」をミッションとするVisionalグループの新規事業開発を担う。事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」、オープンソース脆弱性管理ツール「yamory(ヤモリー)」、クラウド活用と生産性向上の専門サイト「BizHint(ビズヒント)」を運営。2020年2月、グループ経営体制への移行にともない、株式会社ビズリーチの新規事業開発組織を分社化し新設。URL:https://visional.inc/visional-incubation/
■Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流DX、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。URL:https://visional.inc
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