尼崎信用金庫と業務提携、関西の信用金庫と初となる取り組み 譲渡企業と譲り受け企業双方のニーズにワンストップで対応

　ビジョナル・インキュベーション株式会社（所在地：東京都渋谷区 / 代表取締役社長：永田 信）が運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」は、尼崎信用金庫（本店：兵庫県尼崎市 / 理事長：作田誠司）と、兵庫県・大阪府における中小企業の事業承継支援を目的に、業務提携に関する覚書を締結したことをお知らせします。（✳︎）「ビズリーチ・サクシード」は「M&Aサクシード」にサービス名を変更しました（2022年6月7日追記）

　ビズリーチ・サクシードにとって初となる関西の信用金庫との提携です。本提携により、ビズリーチ・サクシードへの利用を通じて、全国の譲渡・譲り受け企業とのマッチングが創出され、M&Aの選択肢を最大化することが可能になります。

■業務提携の概要

　本業務提携により、尼崎信用金庫は、取引先や兵庫県・大阪府内の譲渡企業・譲り受け企業に、事業承継 M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」への情報掲載等の利用促進を図ります。これにより、譲渡企業・譲り受け企業は、兵庫県・大阪府内に限らず全国の企業とマッチングが可能となります。

・締結日

2020年6月11日

・本提携の目的

兵庫県・大阪府内における中小企業の事業継承M&Aの支援

・本提携の内容

尼崎信用金庫の取引先等に対する、事業承継M＆Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」の利用促進

今後もビズリーチ・サクシードは、中小企業が直面する後継者不足という深刻な社会課題*に対し、金融機関と共に円滑な事業承継の支援を通して貢献することを目指します。

* 経済産業省によると、2025年までに70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人となり、うち約半数の127万（日本企業全体の約3割）が後継者未定です。このまま中小企業廃業が増加すると、2025年ごろまでの累計で約650万人の雇用、約22兆円のGDPが失われる可能性があるといわれています（経済産業省「中小企業・小規模事業者の生産性向上について」2017年10月発表より）。

■ 事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」について

　「ビズリーチ・サクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ事業承継M&Aプラットフォームです。譲渡企業は、M&Aサクシードに、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できます。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M&Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がります。

　譲渡企業は、登録から案件成約時まで、本プラットフォームの利用料は完全無料です。そのため、コストを気にせず、企業や事業の譲渡を安心して検討できます。また、譲渡企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関等も、同様に本プラットフォームを無料で利用できます。

　また、譲り受け企業は興味をもった譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。2017年11月下旬にサービスを開始し、2020年6月現在、全国の譲渡案件が2,500件（累計5,900件）以上登録され、事業承継M&Aプラットフォームにおいて日本最大級の案件数となっています。