トレジャーファクトリーが引越・不動産・シニア向け領域の企業を公募 トレジャーファクトリーが引越・不動産・シニア向け領域の企業を公募

    • 2019年9月9日(月)〜 2019年12月6日(金)
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株式会社トレジャー・ファクトリー

総合リユース事業のリーディングカンパニーとして常に新しい取り組みを続け、1995年の創業以来、国内外での多店舗展開、リユースを軸とした様々なサービスの進展などにより連続増収を達成し、現在では売上高200億円、グループ店舗数200店を見据える規模となりました。
今後、人々のライフスタイルや生活環境の変化に伴い、リユースから派生した新たな事業開発に取り組み、成長を加速していきます。

承継公募企業の想い

株式会社トレジャー・ファクトリー 代表取締役社長 野坂英吾
野坂 英吾(のさか えいご)
代表取締役社長

1972年、神奈川県生まれ。2歳から10歳まではシンガポールで過ごす。バイタリティーのある商社マンだった父を超えるため、中学2年生から社長を志す。学生時代の量販店でのアルバイト経験からリユースビジネスの可能性を確信し、大学卒業と同時にトレジャー・ファクトリーを設立。幅広い品ぞろえにしっかりとクリーンアップされたリユース品に保証をつけて販売する、新しいタイプのリユースショップの草分け的存在になる。

顧客ニーズに応えて成長を続けるために、事業領域を8業態にまで拡大

株式会社トレジャー・ファクトリーは1995年の創業以来、首都圏と関西圏を中心に総合リユース業を展開し、毎年連続して増収を実現させてきました。

現在は家具、家電や雑貨、ファッション、スポーツ・アウトドア用品、ゴルフ用品、ブランド品などのリユース店舗と自社ECサイト運営のほか、ドレスなどのファッションレンタル、不用品の買取と処分を一体化した引越など、「国内外で8業態・約190店舗」にまで事業を拡大しています。

事業領域を拡大した背景にあったのは、リユース業を運営するなかで顕在化した顧客ニーズでした。拡大すればするほど顧客接点が増え、それに伴い新たなニーズも増えるようになりました。そこで、外部企業とのシナジーによってニーズに応える事業を展開すべく、2010年からM&Aに取り組み始めました。

たとえば、レンタル業にも参入するために事業承継を実施した、ドレスレンタルサービス「Cariru(カリル)」は、もともとバッグをレンタルする事業を展開していましたが、当グループに入ってからは、より大きなシナジーを生むために、パーティードレスやアクセサリーなど商品のバリエーションを増やしました。Cariruの既存のお客様からもトレジャーファクトリーのお客様からも好評で、新たな価値提供が実現しています。

M&Aで業態を増やした「ブランドコレクト」は服飾品のなかでもより高価な価格帯を取り扱い、当社としても取り扱いジャンルの幅を広げることができました。ブランド古着の買取販売店を運営する「カインドオル」も、当社グループとなってから業績が改善し、グループに収益貢献する存在となっています。

また、ゴルフクラブを売り買いしたいというニーズにより事業承継を実施した、中古ゴルフ用品の買取・販売の「ゴルフキッズ」は、トレジャー・ファクトリーの仲間となったことでITやWebへの取り組みが強化され、買取の件数が増大しました。トレジャーファクトリーにもゴルフ用品の査定データを共有でき、双方の事業が「win-win」の関係を築けています。

直近でグループに加わったWeb開発会社「デジタルクエスト」には当社の開発機能も一部担っていただき、当社の開発部門と協業して、システム開発・Web開発の案件を進めています。

こうしてトレジャー・ファクトリーは、これまで5社にグループ入りしていただき、取り扱いアイテムの幅と業態を広げながら成長を続けてきました。今後もさまざまな企業との連携によって顧客ニーズに応えていくため、今回は「引越」「不動産」「シニア向けサービス」の3つの領域で事業を展開する企業様を公募いたします。

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引越、不動産、シニア向けサービスを展開する企業との出会いを求む

なぜトレジャー・ファクトリーは、引越と不動産、シニア向けサービスの3つの領域で事業を展開したいと考えるのか、その理由と背景を説明します。

引越
現在トレジャー・ファクトリーは、「引越+買取+処分」をワンストップで提供するサービス「トレファク引越」を展開しています。このサービスを次なる収益の柱とするために、現状は外部の物流事業者と連携して運営している「引越」の部分について、一部自社で取り扱いを図ることで強化していきたいと考えています。
当グループに入るメリットは、顧客接点の多さです。国内外約190店舗のネットワークを生かして認知を拡大でき、また不用品の買取から処分までをワンストップで提供できるため、集客面でも価格面でも競争優位性が生まれると考えています。
不動産
トレジャー・ファクトリーは既に介護施設と提携し、入居者様の不要になった家財道具を買い取るサービスを展開しています。そのなかで「自宅そのものも買い取ってほしい」という案件が増加しています。超高齢社会への突入に伴い、このニーズはより増えるでしょう。そうしたニーズと、中古物件流通の活性化に寄与したいとの想いから、不動産売買の仲介を行う新規事業をスタートさせ、ゆくゆくはリフォームなどにも領域を広げていきたいと考えています。
これらの不動産サービスは、既述の引越サービスや、引越される方に多くご利用いただいている「出張買取サービス」ともシナジーが見込めるため、不動産領域の企業様にとっても、顧客接点の拡大という点から事業を広げられるポテンシャルがあると思っています。
シニア向けサービス
現在トレジャー・ファクトリーでは、外部企業と連携してシニア向けの「終活支援」を展開しています。これは、身の回りを軽くするために「不要だけど価値がある物」を買い取るサービスですが、物を買い取るだけでなく、より幅広くシニアのライフサポートをしたいと考えています。終活や介護に伴うライフスタイルの変化で、これからより一層増大することが見込まれるのがシニア層のニーズです。これに応えるために、シニアのライフスタイルをサポートする付帯サービスや周辺事業を拡大したいと考えています。
当グループは、リユース業はもちろん、介護事業との提携や終活支援などにも取り組んでいることで、すでにシニア層との顧客接点が多くあります。当グループに入っていただくことで、これまでリーチできなかったシニア層にも広くサービスを認知してもらい、提供していくことで事業成長が実現すると考えています。
既存事業の強化や新規事業に
繋がるM&Aを積極的に検討
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トレジャー・ファクトリーグループに入ることで得られる「3つのメリット」

トレジャー・ファクトリーグループに入るメリットは大きく3つあります。

1つ目は、国内外8業態・約190店舗を運営している当社の顧客接点にアクセスできること。家具や家電などの家財道具や、ファッション、ブランド品、スポーツ・アウトドア用品、ゴルフ用品、ドレスレンタル、引越と業態や取り扱いアイテムが幅広いため、若年層からシニア層まで幅広い層のお客様と接点を持てます。また、「トレファク引越」や「出張買取」はお客様のご自宅までお伺いしているため、より深い顧客接点があります。これらの顧客接点を活用することにより、受注件数、売上の増加が見込めます。

2つ目は、データ分析・活用ノウハウを得られること。リユース業は一点ものを扱うため属人的なビジネスだと思われがちですが、トレジャー・ファクトリーではデータ分析に重きを置いて経営しています。
具体的には、どのジャンルの商品にどれくらいのニーズがあるのか、商品の回転率はどうなのかなどを分析して、価格や品ぞろえを変えていきます。当社では、店舗ごとに在庫や売れ筋の動向を分析し、お客様に求められる商品ジャンルや価格帯を強化するなど、データ分析に基づいて、常に顧客ニーズに応える取り組みを続けています。既存事業にデータ分析の要素を入れることも、トレジャー・ファクトリーのデータを活用することも可能です。

そして3つ目は、人材育成や管理面で、当社グループのノウハウを活用できること。トレジャー・ファクトリーで働く正社員は約800人、パート・アルバイトを含めると2,000人以上が活躍しています。この実績から、人材の採用や育成についてもサポートでき、安定して事業を成長させていくための管理基盤も提供可能です。従業員がより活躍・成長できる環境に整えていくことで、長期的な事業成長を実現できます。
これらのメリットに加え、私たちは上場企業のため、金融機関との交渉や外部企業との提携がしやすくなります。上場企業のグループに加わることで信用が増し、グループ会社自身が借入金を借り換えて金利を下げたケースもありますし、事業提携もよりスムーズに推進することが可能です。

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新たな価値創出のために、お互いの強みや特徴を融合させてシナジーを生みたい

トレジャー・ファクトリーはこれからも、リユース分野にとどまらず事業領域を拡大し、さらに顧客接点を増やしていきたいと考えています。そして、国内外の多くの人のライフスタイルに寄り添う新たなサービスや価値を、次々と提供していきたい。そのためにも、さまざまな強みを持つ企業様と一緒になり、シナジーを生み出したいと考えています。

これからの時代、1社だけでビジネスを拡大・成長させるには限界があります。お互いの強みや特徴を生かし融合させていくことが、他にはない競争優位性を生み出し、さらにそれが優れた顧客体験につながっていくはずです。従業員が活躍できる場を提供したい、事業領域を広げたい、顧客を増やしたいなどの課題をお持ちの企業様、ぜひ、共に事業成長を目指しませんか。お会いできる日を楽しみにしています。

募集領域

  • 募集領域 イメージ画像1

    引越が得意な物流会社

    • 一都三県
    • 物流

    「トレファク引越」サービスの強化を目的としています。
    営業所が都内23区、あるいは一都三県で都心寄りにあることが望ましく、
    規模としては、引越の売上高5億円~50億円程度が目安となります。

  • 募集領域 イメージ画像2

    住宅が得意な不動産仲介・販売会社

    • 一都三県
    • 不動産

    新規事業である不動産売買の仲介事業の早期立ち上げを目的としています。
    買取再販・リフォームを行っている会社も対象となります。
    規模としては、売上高1億円~50億円程度が目安となります。

  • 募集領域 イメージ画像3

    介護関連のネットメディアやインターネットビジネス、シニア向けサービス

    • 全国
    • IT・福祉

    既存事業と関連する介護分野やインターネットで展開するシニア関連事業への参入を目的としています。介護者向けサービスまたはシニア向けサービスであれば規模・エリア問わず幅広く検討します。
    例:福祉用具レンタル・中古販売、介護施設紹介サイト、介護相談サービス含む(介護施設の運営は対象外となります)

公募の流れ

  • 公募の流れ1
    企業情報や
    特徴を登録
  • 公募の流れ2
    登録内容をM&Aサクシード
    運営事務局が確認
  • 公募の流れ3
    トレジャーファクトリーへの連絡が
    可能になります

・匿名のまま登録や応募、メッセージのやりとりが完全無料でできます。
・希望しない限り社名が公開されることはないので、安心してご利用いただけます。
・興味をもった他の譲り受け候補企業からもメッセージが届くことで、事業承継の選択肢が広がります。

登録をして事業承継の選択肢と可能性を広げましょう