運送会社の経営者様へ

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M&A成功事例

配送地域と荷物の種類が異なる一般貨物運送会社同士のM&Aで事業拡大へ

譲渡 A社（※匿名希望）
- 5～10名
- 神奈川県
・1都3県を営業エリアとする運送会社・後継者不在のため譲渡・年商は1億円以上～2億円未満
譲り受け B社（※匿名希望）
- 約70名
- 埼玉県
・一般貨物自動車運送業・売上・市場シェア拡大、事業エリアの　拡大のため譲り受け・年商は5億円以上～10億円未満

化粧品や雑貨の配送を行うA社（神奈川県）の譲渡オーナー（50代）は、登録2週間で12社からオファーがあり、そのなかで、自身が提示した金額で2社から提示を受ける。従業員や取引先、企業名もそのまま維持するというB社（埼玉県、食品配送会社）に譲渡を決定。エリアと荷物の種類が異なる両社が一緒になることで、シナジー効果を発揮。

譲渡企業のコメント

自分が希望とする金額で評価され、やめることを決心: 自分の会社ののれん代がどれほど評価してもらえるのかと思って試してみたところ、自分が希望とする金額で評価されました。そのこともあり、スパッとやめようと決心できました。まさかこんな形で評価してくれるとは思ってもいませんでした。従業員への挨拶も終わり、取引先にも先にお伝えしたうえでB社様に引き継いだので、引き継ぎもスムーズでした。

後継者不在の中長距離運送会社を従業員の労働条件の向上を最優先にする物流グループに譲渡

譲渡北陸トランスポート株式会社
- 25名
- 富山県
・精密機械や医薬品の中長距離配送・後継者不在のため譲渡・年商は約1億8000万円・トラック台数は4トンウィング約20台
譲り受け富士運輸株式会社
- グループ総数2,700名
- 奈良県
・大型トラックによる長距離輸送・売上・市場シェア拡大のため譲り受け・年商はグループで410億円・トラック台数はグループで2350台

北陸トランスポート株式会社（旧ひばり商事株式会社）は、拠点数全国108カ所、トラック保有台数2,350台（2021年7月時点）を有する長距離輸送の富士運輸からオファーを受け、最初のやりとりから2カ月で成約。フジグループの方（大型長距離ドライバー、支店長などを経験した40代）が代表になり、後継者不在問題を解決。4トントラックのみを扱っていたためこれまで受けられなかった大型トラックの運送ニーズに応えられるようになった。

譲渡のメリット

全国展開の物流グループに加入することで年間数百万円のコスト削減を実現: フジグループの全国33カ所のインタンク（自社が有する燃料タンク）を利用することで、ガソリン代を1リットルあたり約10円、年間数百万円のコスト削減を実現。また、自社整備工場で車検整備も内製化しており、年間数百万円のコスト削減も実現。

後継者不在の中長距離運送会社を全国100カ所超の拠点を有する物流グループに譲渡

譲渡有限会社日向商運
- 37名
- 宮崎県
・原乳、タイヤ、肥料、雑貨、医薬品などの中長距離配送・後継者不在のため譲渡・年商は約3億円・トラック台数は約40台
譲り受け富士運輸株式会社
- グループ総数2,700名
- 奈良県
・大型トラックによる長距離輸送・売上・市場シェア拡大のため譲り受け・年商はグループで410億円・トラック台数はグループで2350台

日向商運は、富士運輸に譲渡することで、フジグループから40代の方（大型長距離ドライバー、本社勤務、熊本支店長を経て現職）が代表取締役に就任し、後継者不在問題を解決（最初のやりとりから3カ月で成約）。一方、フジグループは宮崎県に初拠点を新設し、九州全域を網羅。宮崎県への長距離運送における復路の空車回送などを解決。また、日向商運が手がける海上コンテナや原乳の運送はフジグループにとって初領域で、事業拡大につながった。

譲渡のメリット

首都圏に運送した復路で約10～15％高い運賃での運送が可能に: 宮崎県から首都圏に運送した復路の運賃が安く受託していたが、フジグループへの加入により、これまでより約10～15％高い運賃での運送が可能に。また、東京都に拠点がなかったため、ガソリンスタンドで給油していたが、フジグループのインタンクを利用することで、コスト削減を実現。さらに、外部に委託していた車検を内製化することで、年間数百万円の経費削減を実現。

従業員ファーストを実践する全国展開の物流グループの整備工場に

譲渡株式会社FLP
- 9名
- 埼玉県
・トラック整備工場・後継者不在のため譲渡
譲り受け富士運輸株式会社
- グループ総数2,700名
- 奈良県
・大型トラックによる長距離輸送・事業拡大のため譲り受け

後継者不在の自動車整備工場（埼玉県、従業員数9名）が、100拠点超・トラック2,000台超を保有する物流グループ（奈良県）に株式譲渡。それ以前に大手物流会社と3年交渉したものの、話が進まず、譲渡オーナー（80代）が自ら「M&Aサクシード」をみつけ、無料のため利用開始。すぐに6社からオファーがあり、社長と直接やりとり。その半月後に一社の社長が譲渡オーナーを訪問し、2カ月で成約。

譲渡企業のコメント

一番大切にしたのは社長の人柄: 「M&Aサクシード」は売り手の気持ちになってくれてよかったです。担当の方が非常に丁寧にやってくれました。それに売り手は登録無料だったことが大きいです。契約締結も、当社の経理担当者がやってくれたので、費用はかかりませんでした。富士運輸に決めたのは、もちろん譲渡金額も大切なことですが、社長の人柄が一番大切です。松岡社長は整備士の出身で、整備の人の気持ちもわかってくれるなと。また、どんどん成長している企業で、今、社員がはつらつとしていて、うれしいです。

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